名称・読み方 | 八乙女神社 |
旧社格 | |
所属 | 静岡県神社庁 |
電話番号 | |
住所 | 〒411-0044 静岡県三島市徳倉649 |
駐車場 | なし |
駐輪場 | なし |
御朱印 | なし |
参拝可能時間 | 終日解放 |
社務所受付時間 | 社務所なし |
拝観時間 | 終日解放 |
拝観料 | 無料 |
例祭日 | 10月吉日 |
どんど焼き | 1月第2月曜日 |
八乙女神社の参拝可能時間・定休日
終日開放されていますが、夜は暗いので日中がおすすめです。
八乙女神社へのアクセス方法・行き方
- JR東海道新幹線または東海道本線「三島駅南口」から徒歩約30分
- JR御殿場線「長泉なめり」駅から徒歩約25分
- 「三島駅南口」バス3番乗り場から三島市自主運行バス(きたうえ号)で「八乙女神社下」下車すぐ
八乙女神社の歴史と由来
八乙女神社は徳倉地区の産土神として古くから信仰されていますが、詳しい由緒は不明。1590年(天正18年)3月の豊臣秀吉の小田原侵攻により八乙女神社も焼失したため、古い時代の記録や宝物は失われてしまいました。
社殿は1604年(慶長9年)に再建され、延宝、宝暦、天明、文化、文政、安政の時代の棟札が残っています。近年の徳倉地区は団地が造成されて住宅街として発展したため、二千戸を超える氏子を持ちます。
例祭も盛大に行われ、「八乙女舞(やおとめのまい)」が奉納されます。
一 御創建 古代
この付近には縄文・弥生時代の土器・石器等多数出土するところより察すると、古い時代より地域の守護神(氏神)として鎮座されたことと思われます。
一 祭典日 十月吉日 例大祭
徳倉地区の平和を守る鎮守さまだけでなく女神さまであるところから子宝に恵まれ安産の神、或いは芸能の神として近郷の崇敬を受けていたことが五十段の石段や二個の石製の御手洗鉢に刻まれた文字より知ることが出来ます。
一 末社 九社
祭神 八幡大神・諏訪明神・稲荷宮・山之神二社・天満天神・牛頭天王(津島社)・宮川社(水神宮)・金毘羅権現
祭日 七月十一日
九社の祭神は徳倉地区に散在されていましたが大正の初めごろ合併したものであります。
現地案内板より引用
八乙女神社の御祭神と御利益・お守り
八乙女神社の御祭神
御祭神 | 天鈿女命(あめのうずめのみこと) |
天鈿女命は天照大神の「天岩戸隠れ」の際に岩戸の前で歌舞を披露したことから、芸能の始祖といわれる神さまです。「うずめ」には貴い女、珍しい女、美しい女という意味があり、日本の女性美のシンボル「お多福」は天鈿女命を表しているといわれます。
道開きの神である猿田彦大神(さるたひこのおおかみ)と結婚したことから、「猿女君(さるめのきみ)」とも呼ばれます。
八乙女神社の御利益
八乙女神社は祭神が女神であるため、
- 子宝
- 安産
の御利益があると信仰されています。また、天鈿女命は芸能の始祖といわれることから、芸能上達の御利益があります。
八乙女神社のお守り
お守りはありません。
八乙女神社のお土産・名物
お土産はありません。
八乙女神社の境内の摂社・末社
八乙女神社の摂社
八乙女神社の末社
境内にある2つのお宮に合祀されています。
- 八幡大神
- 諏訪明神
- 稲荷宮
- 山之神二社
- 天満天神
- 牛頭天王(津島社)
- 宮川社(水神宮)
- 金毘羅権現
八乙女神社の御朱印と御朱印帳
八乙女神社の御朱印
御朱印はありません。
御朱印受付場所 | 御朱印はありません。 |
御朱印受付時間 | 御朱印はありません。 |
初穂料 | 御朱印はありません。 |
八乙女神社の御朱印帳
オリジナルのご朱印帳はありません。
八乙女神社のイベント
イベント情報はありません。
八乙女神社のおすすめの観光・参拝シーズン
八乙女神社初詣会
1月1日 | 0時 – 2時 |
新年を祝う初太鼓の演奏のほか、参拝者にお神酒やお汁粉が振舞われます。社殿前では普段手に入らない八乙女神社のお札やお守り、おみくじの頒布もあります。
八乙女神社の見どころ写真ギャラリー
五十段の石段
参道には立派な石段には「文化11年三島信心講」と刻まれていて、旧東海道三島宿のにぎわいを現在に伝える貴重なものです。「講(こう)」とは特定の神社やお寺の信者たちが作るグループのことで、メンバーがお金を積み立てて寄進をしたり、代表者を参拝に送り出していました。
八乙女神社の石段は三島宿の主人や使用人などが多額の寄進をして整備したものです。御祭神の天鈿女命は遊女からの崇敬が篤く、商売繁盛や芸能上達の神として信仰されていました。
神の池跡
神社の後方、徳倉4丁目防災器具倉庫がある辺りには「神の池」と呼ばれる池がありました。こんこんと水が湧き、地元の人には「おみいけ」と親しまれていましたが、残念ながら昭和40年(1965年)には枯れてしまったとか。
オレンジ色の社殿
八乙女神社の社殿は昭和15年(1940年)2月と昭和51年(1976年)12月に2度の火災にあい、昭和53年(1978年)10月に再建されたもの。鉄筋コンクリート造、屋根は銅板葺です。
戦後に再建された神社は丈夫なコンクリート製の社殿が多いですが、オレンジ色の塗装はわりと珍しいかもしれません。度重なる火災のためか、社殿正面の懸魚(げぎょ)には防火・魔除けの意味がある大きなハートの「猪目(いのめ)」の紋があります。